成長の実感
新年のスタートに向けて、私は来年1月に開催される「ロードレース大会」の10キロの部へ挑戦することを決意しました。
実はまだ本格的なトレーニングは始まっておらず、まさに“最初の一歩を踏み出す前”という、期待と少しの不安が入り混じった時期です。
10キロという距離をただ眺めると、少し構えてしまうかもしれません。ですが、だからこそ、無理をせず「小さな課題」からスタートすることにしました。
例えば、最初の週は「1キロだけ走る」、翌週は「2回走る」、少しペースを上げて「500メートルだけ速めに挑戦してみる」。
こういった“ごく小さな”課題を次々とクリアしていくことで、成長という実感を得られます。
この実感が、次の行動を促し、やがて習慣となり、結果として大きな目標へつながっていきます。
この考え方は、仕事の場面でも大いに当てはまると感じています。
大きなプロジェクトや目標を一気に達成しようとすると、どうしても「ハードルが高い」「先が見えない」という気持ちになりがちです。
しかし今週は「資料整理だけ終わらせる」、翌週は「関係者ヒアリングを実施する」、次に「仮設を立て、検証する」
というように、小さなステップを立てて一つひとつ着実に進めていくと、自分が前に進んでいるという手応えを感じられます。その手応えが、モチベーションの維持にもつながります。
私自身、今回の「ロードレース大会」への挑戦を通じて、まずは「小さな一歩から」という姿勢を大切にしていきたいと思っています。トレーニングはこれから本格化しますが、準備期間も「成長を楽しむ時間」と捉え、1月に向けて進んでまいります。
皆さまも、ぜひ身近なところに「小さな課題」を設定してみてください。
そして、短期的に「出来た」「変わった」という実感を得ることを通じて、自分の成長を感じてみてはいかがでしょうか。