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レゴ遊びの今昔

5月の連休、久しぶりに息子とゆっくり休日を過ごしました。

自分たちもよく遊んだLEGOというブロックがありますが、今はさらにバリエーションが増えており、ますますその健在ぶりに安心しました。

とりわけ「マインドストーム」というシリーズには驚きました。

MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボとレゴの協力で随分前から発売されており、我が家でもそういえば5年ほど前から家の中、あちらこちらに出没しては大人をびっくりさせているいたずらなペット(?)なのですが、聞けば、すべて自分でプログラムを書いて動かしているとのこと。

基本のモジュールがあり、ある程度のことはその簡単な組み合わせでできるそうですが、ちゃんと動かすにはやはりプログラム知識が必要で、各種SDK(開発キット)を「継承」(!)して自作するのが楽しいらしいです。

自分もシステム業界に身を置いておりますので、どんなソースなのかと、一部見せてもらいましたがなんと、Javaでした。
「RCX コードという言語が標準だが、わかりやすいからJavaで」(!)と言われて、子供の頭の柔軟さに二度驚きました。

「(技術者時代の私が専門としていた)お父さんの好きなC++でもできるよ」らしいです。あと、Visual Basicも使えるそうですが、「そのへんになるとCOMがよくわからん」と。

「そりゃあ、仕事でオブジェクト指向のプログラミングをやっていてもすごくわかりにくいところだから」・・と、言いたかったのですが、やめました。
楽しく遊んでいるところに、難しいという固定観念をわざわざ持ち込まなくてもと思ったからです。

目的がはっきりしていて、そのプログラムをする、そのためにはプログラム言語の習得も「楽しい遊び」なのかと、とても新鮮でした。