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AIは「使いよう」──ツールの不具合に悩んだ私を救ったのは、ひと工夫したAI活用でした

いつも業務で使用しているツールが、ある日突然おかしくなりました。
設定を変更した覚えはないのに、表示内容が変わってしまったのです。

「なにこれ?」と疑いつつ、ネットで情報を探してみたのですが、ピンとくる解決策は見つかりません。
いろいろ確認しましたが、状況が合致せず、時間だけが過ぎていきました。

ふと、「AIに聞いてみよう」と思い立ちました。
バージョン情報や使用環境をできるだけ伝えてみましたが、的を射た答えは得られませんでした。

一度は諦めかけたのですが、試しに問題の画面をスクリーンショットでアップロードしてみると、状況が一変。
画面の見た目や構成を読み取ったうえで、「この表示はおそらく○○の設定が原因では?」という具体的なアドバイスをもらえたのです。

言われたとおりに設定を確認・修正してみると、元通りの表示に戻りました。
まさに「灯台下暗し」、それまで何時間も悩んでいたのが嘘のように解決できた瞬間でした。

今回の経験で痛感したのは、AIの質問の仕方です。
ただ漠然と質問するだけでは、的確な答えは返ってきません。
自分がどんな状況にいて、何に困っていて、どこまで調べたのか。
そうした情報を、具体的に丁寧に伝えることで、AIの力を最大限に引き出せるのだと実感しました。

スクリーンショットのような「視覚的な情報」も大きなヒントになる場合があるのは、今回の大きな気づきです。

AIを使いこなすには、ちょっとしたコツや慣れも必要ですが、
あきらめる前に自分なりのやり方でAIにアプローチしてみることで、思わぬ助け舟が得られるかもしれません。