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サービスロボット「PEPPER」

ソフトバンクから販売されているペッパーは皆さんご存知と思います。

販売発表した際には話題性だけであまり売れないんじゃないかと思っていましたが、導入する企業が増えているそうです。

回転すしチェーン「はま寿司」は、一部の店舗でPepperを受け付けや案内業務に活用する実験を始めています。
検証実験ではPepperが来店したお客に対して人数や希望の座席をヒアリングし、空席がある場合は座席の番号札を発券して案内をする。
満席の場合は整理券を発券し、座席の用意ができたらユーザーを呼び出す。
今後は実証実験の結果を通じて、全国の店舗で導入を検討されるそうです。

「忙しいときはスタッフの手が回らず、会計を済ませたいお客様をレジ前で待たせてしまうこともしばしばあったが「Pepperの活用によって、お客様にストレスを与えない接客対応ができると同時に、スタッフの作業を軽減させることができる。
また、Pepperはエンターテインメント性も強く、特に子どもに楽しんで頂いている」と効果を語っています。

ヤマダ電機は、Pepperを販促ツールとして活用するための実証実験を進めている。
Pepperが商品の説明やクーポン発券を行うエリアでは、売り上げが導入前の3倍以上になるなど、着実に効果を発揮しているそうだ。
人間だとどうしても“押し売り感”が出てしまい、心理的ハードルが上がってしまう。
Pepperなら警戒されることなく、お客様が受け入れてくれる。
ロボット活用は単なる代替ではなく、人間以上の成果をあげることが実証された形となりました。

一方で、比較的高額な商品ついては人間による接客の方が効果が高いことも分かったという。
人間とロボットの得意領域を明確にし、分業していくことで高い生産性を発揮していく事を期待しています。

pepperは既に約2000社が導入しており、世界で最も普及しているサービスロボットになった。
現在、世界中から引き合いがあり、声のトーン、キャラクターなどを、その国や地域の文化に合わせて改良し、世界にも展開していくようです。

一つの基盤があれば、いろいろな活用が発展していく。
アプリケーションの世界でもそういう事ができればと思いました。