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レジ袋有料化

先日、スーパーで買い物をして、レジで精算する際に、いつも「レジ袋不要」のカードを入れるのですが、「レジ袋入ります(1枚2円)」のカードに変わっていました。

有料化になる事は知っていましたが、あまり意識していなかったので、ちょっと調べてみました。

レジ袋有料化は7月から義務化されます。

なぜレジ袋の有料化になるのか。
近年、世界中で脱プラスチックの動きが進んでいます。
マイクロプラスチックと呼ばれる大きさ5㎜以下のものが、世界の海の表面に5兆個も漂ってとされており、深刻な海洋汚染が世界中で報告されているためです。

このマイクロプラスチックを食べた魚や動物を人が食べることになるので、人体への健康被害にもつながるといわれています。

そこで、日本も脱プラスチックの流れに乗り、年間450億枚も配布されているレジ袋の有料化を
義務付けることになりました!

また、日本は1人当たりの使い捨てプラスチックの使用量がアメリカに次いで世界2位なのですが、2018年6月カナダで行われたG7で「海洋プラスチック憲章」に署名をしませんでした。
その結果、国際社会から厳しい目を向けられてしまいました。

そこで、東京オリンピックまでにレジ袋を有料化し、レジ袋の販売利益を環境対策に充てることで、名誉挽回をはかり、日本でもプラスチックゴミ対策をしているというアピールも兼ねて、
このタイミングでレジ袋の有料化を始めることになったと噂されています。

では、レジ袋が有料化されると、どんなメリットがあるのでしょうか?

1.プラスチックごみが減る
多くのレジ袋の原料になっているポリエチレンは、プラスチックごみです。

プラスチックごみは、時間がどれだけ経っても自然にかえることがありません。
時間が経過したプラスチックごみは、劣化しマイクロプラスチックとなって海洋汚染を起こしたり、土壌汚染を起こしたりするのです。
そのため、レジ袋が有料化され使用量が減ると、自然とプラスチックごみが減り、環境保護にもつながるというメリットがあるのです。

2.石油消費量の削減
レジ袋を作る過程で石油が使われているため、石油消費量の削減というメリットにつながります。
収集されたもえるゴミの中には約43%の水分が含まれるそうです。
レジ袋に入れて捨てられたゴミには、水分が多く含まれることがわかっていて、
水分を多く含むと重量が増し、運搬コストがかかります。
そして、燃やす時の燃料がたくさん必要になるので、焼却処分の観点でも石油使用量の削減になります。

3.マイバック
経済的にはレジ袋の代わりにマイバッグを使用する方が増えることも予想されているので、色々なデザインや機能を持ったまいばっくが開発され、、マイバック市場が活発になると思われます。

逆にデメリットですが、ほとんでないと思われます。
レジ袋を購入するとすれば、品物もいろんな場所で買うのもおっくうになり、一か所でまとめ買いする人も増えるかもしれないし、小さな商店ではお客が減るのではないかとも言われています。

色々ありますが、一番大事なのは環境汚染がひどいので、一人ずつ環境保護ついてすこしでも考えていく必要があるという認識をするのが一番大事だと思いました、

小さい事でもやっていけば意味のないことは無いという考え方は、なんでも同じですので、仕事も面倒な事でも少しづつでも前に進めていく事が大切だと思います。