未来のドローン

「ドローン」というと何かはみんな知ってると思います。
では、「未来のドローン」と聞かれたらどういうものだと思いますか？

未来のドローンは空だけでなく、水中を進む事になるということです。
中国のメーカーは、水深100メートルまで潜ることができ、バッテリーが2時間持続する製品「White Shark（ホワイトシャーク）」を発表しました。
この分野は従来「遠隔操作無人探査機」と呼ばれてきましたが、同社は「水中ドローン」と説明していました。
ドローンという響きで一般消費者の関心を引きたかったのだと思います。
ダイビングを知らない普通の人は水深約10メートル程度までしか潜れないが、そんな人でも水中ドローンを使えば10倍の深さの世界を視界にとらえることが可能になります。
「ドローン」と「水中ドローン」の最大の違いは、前者がワイヤレスなのに対し、後者はケーブルによってブイと繋がれている点です。
電波は水を通りにくいため、ブイに搭載されたWi-Fiが携帯電話やパソコンにデータを送信します。

「遠隔操作無人探査機」は長年、海洋探査、難破船の捜索、地雷除去といった科学或いは軍事目的で使われてきましたが、一般消費者を対象とした低価格水中ドローンのマーケットは、これまで手つかずでした。
アメリカのメーカーからは今年１１月に約１３万で販売予定だそうですドローンはどんどん庶民化・低価格になってきたので水中ドローンも同じように低価格になってくると予想されます。

ヒット商品を形や使用目的を変えて販売する考えはどの分野でも同じだと思います。

われわれも何かヒントになればとおもいます。